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流行

久しぶりに「Basset」を購入した。
チャターベイトの特集で清水盛三プロが表紙を飾っている。

バス釣りを初めて20年ほどになるが、
その年の流行の釣りが毎年存在する。(ような気がする)

20年前なら常吉リグ後のダウンショットリグの原型がこれにあたる。
村上晴彦さんが編み出したリグで現在のトップトーネメントでも必ず使用される。

流行モノではなく、ひとつのジャンルを開拓したリグである。
釣りの良いところは試行錯誤したモノをそのまま自分で反映できる。

それでも名のあるバサーの思考には脱帽するものがある。
釣り師は発想の天才ばかり集まるのか?最近そんな気がしてならない。

アラバマも流行ったが一時的なモノに終わったような気がする。
それに引き換えチャターベイトはホンモノだったかもしれない。

一日投げ続けてようやくひとつのルアーを理解するのだが、
そんな時間は最近とれない(涙

ミドスト同様に本格的な春が来たら、一日本気で釣り込んでみたいルアーかな?

チャター(800x600).jpg

菊元俊文

久しぶりに今江プロのブログを観ていると
エバーグリーンの菊元元プロとのツーショット写真が載っていた。

相変わらず犬猿の仲でもあり旧友でもある。
興味が湧いたので少し調べてみた。

現JBの前進でもあったJBTA関西初の大会
東レソラロームカップが行われ優勝が菊元元プロ、準優勝が今江プロだった。
二人の戦いはこの時から始まったようだ。

菊元元プロは天然のキャラで皆に愛されてきた。
JBトーナメントに参加しつつエバーグリーンを立ち上げた。

引退する前の最後の大会JBワールド初代チャンピオンに輝き、
天才たちの集うトップトーナメントの猛者たちを実力で黙らせた。

天才を超える天然!


その昔、ルアマガに一刀両断というコーナーがあり、
読者の質問を菊元元プロが応えるという記事があった。

幸運にも私の質問が採用された。確かこんな内容だった。


菊元さんが、釣りに行く前に考える事は何ですか?
季節?フィールドコンディション?風?水温?という感じの内容だった。


菊元元プロの回答は、
睡眠時間、次の仕事、締め切り前の投稿記事…。
文中に「ごめんね○○さん」と謝罪まで書いてあった(笑)

私の予想以上の回答を書いて頂き心から感謝致します!
この場を借りてお礼申し上げますm(__)m
いつまでもお元気でフィールドを駆け回って下さい!!


大会中に釣りあげたギル!

2004/10/31-11 オメーじゃねー!(800x600).JPG

バス釣りはムズカシイ!


参戦

久しぶりの釣行。

前回は長男を釣れて釣行したが、
今回は次男も連れての釣行になった。

釣り場はいつもの加西の野池。
もう地名が変わって加東市かもしれない。

20年以上も釣りに関わっていると、
地名の変更にも関われるのだな?

まず、釣り以外で加西に来る事はない。
釣りを通じて加西の地理にも詳しくなった。

朝食のときに釣りの話があがって
「ぼくもいく」と次男が言いだし、「じゃ僕も」と長男も続く。

午前中に2時間かけて移動。
途中で買ったマクドナルドを目当ての野池で食べた後に釣り開始。

長男は自分でキャストまでできるが、
さすがに次男はそうはいかない。

初めてのバスフィッシングはやることが多すぎる。
そこで、リールを巻く以外は私の仕事。

キャストしてロッドを渡すたびに「ありがと」と言ってくれる。

次男(600x800).jpg

3月の難しい時期だったので坊主で終わったが、
次男は殿様フィッシングとなりご満悦だった。

次回は良い時期に行こうね!

帰りに家と加西の野池の往路に新しく出来たショップに寄る。
「ナイル」という店でコジンマリしている。そこで何年かぶりにバサーを買った。

今日の釣果はこの本としよう。

basser(600x800).jpg

IQ

メガバスの伊藤社長は確か理工学の博士号を持っていたと記憶している。

イマカツの今江社長は関西屈指の有名大学、関関同立を全て受験し合格している超天才児だ。

そんなふたりを持ってしてもバスたちはこう言わしめる。

理工学博士に「俺としたことが…」

超天才児に「絶望や…ここがあかんとは…」

試験で高得点を取る、スポーツで前人未到の記録を出す。
そんな秀才・天才たちをあざ笑うかのようにバスたちは天才たちの挑戦をヒラリとかわす。

バスフィッシングは自然との戦いでもある。
フィールドの状況、風向き、水温、気候、季節、そのほか気になることは全部だ!

全てを見極めてバスの居場所を探すゲーム。
予想が外れれば白紙からもう一度考え直す。

見えない相手に時間だけが過ぎていく。

夏は灼熱の太陽に焼かれながら、砂漠のダイヤを求める。
冬は感覚を失いながら、積雪のパールを探し出す。

次第に疲労が蓄積し体力が奪われ、
最後は思考が停止していく中で微かなアタリが期待に変わる。

そして一匹のバスが絶望を希望に変えてくれる。
そうやって僕たちバサーは作られていく。

P1010002.JPG

夢のメガバス

1995年当時、手に入らないルアーがあった。

それが―Megabass(メガバス)―

憧れのルアーでインターネットでも数千円で売り買いされていた。

友人や知人から買ったり、
ショップを回ったりして集めた思い出がある。

未だに使うのをためらってしまうルアー
最近では入手も容易にできるまでになった。

それでも中途半端に使ってしまう。
根掛かりしそうな手応えがロッドから伝わると
スゴスゴとルアーBOXにお引き取り願う。

そんなルアーがコレ
megabass(800x600).jpg

直らないだろうな…。
いつまでも夢のルアーであり続けてほしい!

今江克隆!

今江プロを知ったのは、バサーを読んでいたときだろうか…。
1995年のジャパンスーパーバスクラシックの記事。

「今江はハスに悩まされた」と記憶している。

優勝は大塚茂プロ、確かダイワのミノーでインレットを攻め続けた。
ルアーサイズを3種類ほど入れ替えてバスに飽きさせなかったのが勝因。

普通は優勝の大塚プロに興味が湧くのだろうが、
何故か私は負けた今江プロに興味を持った。

随分昔の記憶なので、記憶の前後が曖昧だが、
そのあとに見つけて買ったビデオが「クライマックス」であった。

1996年、今江プロのトーナメント記録ビデオとでも言おうか。
最後はリベンジしてジャパンスーパーバスクラシックを優勝するのだが、
私の記憶に残ったのはこんなセリフだった。

「今江さん、ここでギブアップかな…あきらめるか!」

もうビデオデッキもなく、ビデオも結婚と同時に泣く泣く処分したが、
あのセリフ、あのシーンは脳裏に焼き付いて今も色あせない。

それから、今江ファンとなった!
今も現役で勝ち(自分の価値にも)にこだわっているスタイルが
観る者を共感させて、心ふるわせるのだろう。
いつまでも現役でいてほしい本当のプロのひとり。

私の心をふるわせてくれた琵琶湖のバス!
54cm/27Kg の大物♪

(800x600)2004/4/30-1 54cm2.7kg自己記録更新.JPG

取り上げてくれた友人の方が、
興奮していい笑顔だったので載せました。
た○○○スマン。

マイサン

半世紀ほど生きて、その半分ほど釣りをした。

ほとんど釣りのために暮らしていたので、荷物の大半を釣り道具が占めていた。

手放した道具も多いが、まだ余りある。


息子が大きくなって

やっぱり自分の分身に道具をつなぎたい。

そう思って息子を釣りに誘った。


その日は息子に釣らすのがメイン。

ハードルアーがいいか?ソフトルアーで粘ってみるか?


やはり釣り初心者には生き餌がいいか…撒き餌を用意した。

初めて生き餌を使ってバスを釣る。


独身のときは「反則」として絶対やらなかった。

歳をとったのか?親バカなのか?たぶん両方だ。


親の思惑通りに事は進まない!

子供が思い通りに育たないのと同じだ。

釣り始めて数分で釣りに飽きた息子は秘密基地を作り始める。


20130408(750x1000).jpg


それでも何とか一匹釣らせてやりたいと親だけ頑張ってみる。

すると気の毒に思った孝行バスが口を使ってくれた。

ほとんどの作業をやってあげて、最後の取り込みだけ息子がやった(笑)


小さな一匹だったが、

初めて息子が釣った大切な一匹だった。

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しばらくして息子が

「おとうさんもおやつにしよう」と

秘密基地に誘ってくれた。

ふたりで息子が用意したおやつを食べた。


息子の食いつきが悪かったので

無理せず、夕方前に帰ることにした。


帰りの車で無理に誘った息子に

「今日は無理言ってすまなかったな」というと


「お父さんが愉しそうだったから、いいよ」と返事があった。

車中で泣きそうになった。


この子の親でよかったと思う。



20130325(1024x768).jpg

2013年3月25日

同じ野池で釣った50㎝バス!

サスペンドバスをシャッドで狩る。

3年間同じ条件(時期・場所・ルアー)

パターンフィッシングを垣間見た瞬間だった!


タグ:息子 初心者

ビデオ

始めて買ったバスフィッシングのビデオは、

田辺哲男の「パターンフィッシング」だったように思う。


思うと言ったのは、もう手元にソレが無いからだ。


正式なビデオの題名が思いつかない…。

田辺さんと言えば、パターンフィッシングを日本に定着させた張本人。


それからシマノのビデオを読みあさるかのように、

バーニーシュルツの「BASS IS BASS」を視聴して

村田基さんの「もっとバスは釣れる」に辿り着いた。

辿り着いたと言ったが、行き着いたのかも知れない。


「もっとバスは釣れる」シリーズで

最初に観たのは「スーパーもっとバスは釣れる」


フロリダの広大なレイクを釣り倒すようなビデオだった。

当時、シマノのビデオはスケールがデカく

10ポンドオーバーや50cmUPのバスを魅せつけてくれた!


日本でもロクマルが出始めた時代で、

2000年1月12日にはナナマルが琵琶湖で釣られた。


そのとき、友達に送ったメールが残っているのでここに残す。


--長さ--

70cm

--重さ--

7120g

--日時--

2000/1/12 AM11:30

--天候--

くもり

--釣り人(幸せ者)--

ー伊藤純一

--場所--

琵琶湖大橋橋脚7m付近

--ロッド--

コンバットスティック ディッガーCSC-70XH

--リール--

チームダイワX 103HV

--ライン--

バスザイル14lb

--ルアー--

プロフェッショナルラバージグ3/4oz+ディープカップビーバー

--現認者--

ひさの屋



あれから15年が過ぎた。

ちょっとはマシなバサーになれただろうか?

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2011年11月4日

「スーパーもっとバスは釣れる」の村田基さんバリの

バズベイトで仕留めた59cm、霧の濃い朝一だった。


タイミング

CIMG1009(1280x960).JPG

久しぶりに「ルアーニュース」を買ってみた。

表紙の山田祐五プロガイドに初め気付かなかった…。

随分バスフィッシングから離れていたようだ。


後半は本当にルアーニュースになっていて

シーバスや海のルアーフィッシングの記事になっていた。

昔は、バスの記事が所狭しと数多く掲載されていた。

一般のアングラーからの投稿も1ページでは足りなかったように思う。


バスフィッシングをやり始めたのは、

キムタクと糸井重里さんのバスフィッシングTVだった。

同時に第2次バスフィッシングブームの始まり。


当時、一生続けられる趣味を探していた。

見たあとの素直な感想は、

ーそんなに、おもしろいのならやってみようー


バスフィッシングは、少なからず知っていた。

学生のころ、友人がバスフィッシングの道具を一式ゆずると言ってきたときがあった。

当時の返答は「そんなモノをヤル予定はない」とキッパリ断った。


釣りと同じでタイミングというのは大事だ。

それから早四半世紀近く、どっぷりハマることになる。


ルアーニュースで昔からの顔見知りを発見し少し安心する。

ジャッカルの加藤誠司プロ。

今だ現役のプロアングラーでルアーデザイナー。


その昔、ラッキークラフトのルアーデザイナーをしていたときの記事に

「バスがいる場所は決まっている。
同じ場所にタイミングを変えて何度も入り直すほうが効率がいい」

その記事を読んで何年か何十年か経って思う。

バスは確かによい場所に居座る。

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2011年5月8日山ノ下湾で53cm

ここしかないだろうという場所での1匹!

メモリ

いつの間にか湖面から足が遠のいてしまった。

20代半ばから一生の趣味として始めたバスフィッシング。


独身のころは、週末必ずフィールドに足を運んだ。

結婚してからは月末になり、子供ができてからは年末になった。


ロッドやルアーも押入れの隅に追いやられて

一つ、またひとつと消えていった。


そんなとき、ふと目にとまった古いCD-ROM。

中には懐かしい釣行記がのこっていた。


ーどこかに残そうー


短いメモと自分の記憶を頼りに過去に遡って

懐かしいフィールドを思い出そうか。

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